母親のスマホ代は毎月6000円ごえ!?
以前から母のスマホ料金が高いのではないかと気になっていました。
聞いてみると、月によっては6,500円ほどの請求が来るそうです。
通信キャリアやプランにもあまりこだわりはなく、安くなるならその方がよいとのこと。
この機会に母のスマホ通信費の見直しを行いました。
母親の使用している機種とプランと使用状況
使用機種 iPhoneSE(第2世代)
うちの母が使用している機種はiPhoneSE(第2世代)64GBです。
去年2020年の夏ごろに買い替えたと言っていました。
使用キャリア ソフトバンク
母のスマホのキャリアはソフトバンクです。
家族みんなで長い間ソフトバンクを利用していました。
ソフトバンク同士の通話が0円だったので、家族間で電話するのに便利でした。
私自身も初めて携帯電話を契約したときには家族と同じソフトバンクでした。
その後、私だけソフトバンクから乗り換えauになり、
auからUQモバイルになり、
現在は楽天モバイルでスマホを使用しています。
なぜ私だけソフトバンクから乗り換えたかというと、
iPhone同士の電話「Face Time」や無料通話アプリ「Line」を利用すれば
ソフトバンクでなくても通話料金を0円にすることができるようになったからです。
私をのぞく家族は父、母、妹です。
この3人は現在もソフトバンクのプランに加入しています。
使用プラン メリハリ無制限
そして現在の母のスマホプランは
ソフトバンクの「メリハリ無制限」というもの。
ソフトバンク「メリハリ無制限」の詳細はこちら
メリハリ無制限 | |
基本料金(音声プラン) | 1,078円/月 |
データプラン | 6,160円/月 |
高速通信データ容量 | 50GB/月 |
主な割引 | 新みんな家族割(3人):-1,210円/月 おうち割光セット:-1,100円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 データ使用料3GB以下割引:-1,650円/月 |
最大割引後料金(税込) | 3,223円/月 |
現在の月額スマホ料金と使用状況
毎月の母のスマホ使用料金は機種代1,200円(48回の分割払い)をのぞくと
基本料金1,078円 + データプラン6,160円 − 割引4,015円 + 通話料金500円前後
= 3,723円
通信費が4,000円以下というと、
データ容量が50GBと大容量プランとしては
最近の携帯料金引き下げの波にギリギリ乗っているようにも感じます。
ただし、月によってはデータ使用量3GBを少し超えてしまうこともあるようです。
そのときには、データ使用量3GB以下割引が適用外になるため、
基本料金1,078円 + データプラン6,160円 − 割引2,365円 + 通話料金500円前後
= 5,373円
通信費が5,300円を超えてしまいました。
これに機種代金1,200円が追加され、6,500円ほどになってしまいます。
母に使用状況を聞いてみました。
スマホを使うのは「ポコパン」(というスマホゲーム)で遊ぶときかな?
それから「みてね」(というスマホアプリ)で孫の写真を見るとき!
電話はほとんどLINE使ってるよ。
外出先ではほとんどスマホを使わないかな。
外出先ではLINE通話を使用する程度で、ほとんど家の中でスマホを使用しているとのことでした。
うちの実家にはWifiに接続できるので、データ容量は50GBも必要ないはずです。
実際に、mysoftbankにログインして月々のデータ使用量を調べてみると、
毎月2GB〜3GBしか使用していませんでした。
50GBもあるのにもったいないですね。
3GBを超える月は過去1年間に2回ほどで、超えるとは言っても3.2GB程度でした。
月に2GB〜3GBの低容量プランに乗り換えた方が通信費が下がるはずです。
母にプランの乗り換えを提案すると
通信費が下がるならぜひ変えたい!
でも自分ひとりではできる気がしないよ。
乗り換えの気持ちはあるようですが
自分ひとりで手続きをしたり、端末を操作するのは抵抗があるようです。
乗り換え先は「楽天モバイル」か「ワイモバイル」か「LINEMO」
以下の条件で乗り換え先のプランを検討しました。
基本料金(音声プラン) + データプラン料金 − 適応される割引料金 + 通話料金500円
月々の通話料金 | 500円/月 |
5分間無料などの音声通話のオプション | つけない |
データ容量 | 2GB〜3GB程度 |
機種代金1,200円(48回分割払い) | スマホ料金の計算に含まない |
ソフトバンク
一番簡単なのは、ソフトバンクの低容量プランに変更することです。
ソフトバンクには「ミニフィットプラン+」と「スマホデビュープラン」の2つの低容量プランがあります。
「スマホデビュープラン」はガラケーからの乗り換えか、22歳以下の子どもが対象となっているため、今回は該当しませんでした。
「ミニフィットプラン+」について検討します。
ミニフィットプラン+ | メリハリ無制限 | |
基本料金(音声プラン) | 1,078円/月 | 1,078円/月 |
データプラン | 0~1GB 2,200円/月 1~2GB 3,300円/月 2~3GB 4,400円/月 | 6,160円/月 |
高速データ通信容量 | 3GB/月 | 50GB/月 |
主な割引 | 新みんな家族割(3人):対象外 おうち割光セット:-1,100円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 | 新みんな家族割(3人):-1,210円/月 おうち割光セット:-1,100円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 データ使用料3GB以下割引:-1,650円/月 |
最大割引後料金(税込) | 0~1GB 2,123円/月 1~2GB 3,223円/月 2~3GB 4,323円/月 | 3GB以下 3,223円/月 3GB以上 4,873円/月 |
高速データ通信量が2〜3GB、通話料金500円と想定すると、
ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」の月額料金は
基本料金(音声プラン) + データプラン料金 − 適応される割引料金 + 通話料金500円
1,078円 + 4,400円 − 1,155円 + 500円
=4,823円
これでは「メリハリプラン」で3GBを超えないように使った時より、料金が高くなってしまいした。
楽天モバイル
現在、私自身が楽天モバイルを使用しています。
しかし、楽天回線が地方では弱いこともあり、今回母には勧めません。
ワイモバイル
ソフトバンクからワイモバイルへは乗り換えが簡単です。
現在の割引も引き継げます。
ワイモバイルには「シンプルS」「シンプルM」「シンプルL」の3つのプランがあります。
「シンプルS」が高速データ通信容量3GBのプランなので、こちらで検討します。
ワイモバイル「シンプルS」 | ソフトバンク「メリハリ無制限」 | |
基本料金(音声プラン) | 2,178円/月(データプラン込み) | 1,078円/月 |
データプラン | 0円/月 | 6,160円/月 |
高速データ通信容量 | 3GB/月 | 50GB/月 |
主な割引 | 新みんな家族割(3人)※:-1,188円/月 おうち割光セット※:-1,188円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 ※新みんな家族割とおうち割光セットは併用不可 | 新みんな家族割(3人):-1,210円/月 おうち割光セット:-1,100円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 データ使用料3GB以下割引:-1,650円/月 |
最大割引後料金(税込) | 935円/月 | 3GB以下 3,223円/月 3GB以上 4,873円/月 |
高速データ通信量が3GB、通話料金500円と想定すると、
ワイモバイルの「シンプルS」の月額料金は
基本料金(音声プラン+データプラン) − 適応される割引料金 + 通話料金500円
2,178円 − 1,243円 + 500円
=1,435円
スマホ代が月々だいたい1,500円程度になります。
機種代1,200円と合わせても2,700円です。
現在の「メリハリ無制限」と比較すると、約2,300円ほどスマホ代を安くすることができました。
1年間では 2,300円 × 12ヶ月 = 2万7,600円 の節約です。
ワイモバイルの「シンプルS」への乗り換えはありです。
LINEMO
ソフトバンクからLINEMOへは乗り換えが簡単です。
ただし、現在の割引は適応されません。
ワイモバイルには「ミニプラン」「スマホプラン」の2つのプランがあります。
「ミニプラン」が高速データ通信容量3GBのプランなので、こちらで検討します。
LINEMO「ミニプラン」 | ソフトバンク「メリハリ無制限」 | |
基本料金(音声プラン) | 990円/月(データプラン込み) | 1,078円/月 |
データプラン | 0円/月 | 6,160円/月 |
高速データ通信容量 | 3GB/月 | 50GB/月 |
主な割引 | 新みんな家族割(3人):対象外 おうち割光セット:対象外 おうち割でんきセット:対象外 | 新みんな家族割(3人):-1,210円/月 おうち割光セット:-1,100円/月 おうち割でんきセット:-55円/月 データ使用料3GB以下割引:-1,650円/月 |
最大割引後料金(税込) | 990円/月 | 3GB以下 3,223円/月 3GB以上 4,873円/月 |
高速データ通信量が3GB、通話料金500円と想定すると、
LINEMOの「ミニプラン」の月額料金は
基本料金(音声プラン+データプラン) − 適応される割引料金 + 通話料金500円
990円 − 0円 + 500円
=1,490円
スマホ代が月々だいたい1,500円程度になります。
機種代1,200円と合わせても2,700円です。
現在の「メリハリ無制限」と比較すると、約2,200円ほどスマホ代を安くすることができました。
1年間では 2,200円 × 12ヶ月 = 2万6,400円 の節約です。
LINEMOの「ミニプラン」への乗り換えはありです。
LINEMOでは、20GBへの乗り換えキャンペーンも実施しています。
プランの比較結果
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOで
高速データ通信を3GB利用し、通話料金が500円としたときのプランを4つ比較します。
ソフトバンク(契約中) | ソフトバンク | ワイモバイル | LINEMO | |
プラン | メリハリ無制限 | ミニフィットプラン+ | シンプルS | ミニプラン |
基本料金 (音声+データ) | 7,238円 | 5,478円 | 2178円 | 990円 |
割引 | -4,015円 | -1,155円 | -1,243円 | 0円 |
通話料金 (月に500円と仮定) | 500円/月 | 500円/月 | 500円/月 | 500円/月 |
合計 | 3,723円 | 4,823円 | 1,435円 | 1,490円 |
ワイモバイルの「シンプルS」とLINEMOの「ミニプラン」への乗り換えがよさそうです。
ワイモバイルとLINEMOどちらにするか
ワイモバイルのメリットとデメリット
ワイモバイルは全国に実店舗があり、オンラインだけでなく店舗での契約もできます。
店舗契約では契約手数料がかかる場合もありますが、スマホの操作に不慣れな場合は店舗で格安SIMに乗り換えられるのはメリットです。
またソフトバンクで適応されていた、おうち割光セットなどが引き続き対象となります。
家族割との併用は不可などの条件はありますが、この割引があるのは大きいです。
言い換えると、割引が適応されなければワイモバイルに乗り換えるメリットは少なくなります。
現在は、データ増量が1年間無料になるキャンペーンを行っています。
「シンプルプランS」だと3GBから5GBへの増量が0円でできます。
母のデータ使用量が3GBを少し超えてしまっても、通信速度がおちません。
LINEMOのメリットとデメリット
実店舗がないため、オンラインのみでの契約になります。
契約するにはスマホの操作が必要です。
現在は、通話オプションが1年間550円の割引になるキャンペーンをしています。
1回あたり5分以内の国内通話が無料になる通話準定額は、1年間実質月額0円で利用できます。
今回、通話料500円で計算していますが、このオプションに加入すると1年間は通話料がおそらく0円になります。
また、「LINEギガフリー」というサービスがあり、通話アプリ「LINE」でのトークや音声通話、ビデオ通話のデータ消費は0となります。
3GBの高速データ通信容量を使い切っていても、LINEアプリの通信速度が落ちません。
電話をLINEに頼っている母にはちょうどよいかもしれません。
LINEMOへ乗り換えることに
初めは、実店舗もあり、料金も最安値のワイモバイルへの乗り換えを考えました。
しかし、今後に起こりうることとして
- 他の家族がソフトバンクから他のキャリアへ乗り換える
- 実家のインターネットをソフトバンク光から乗り換える
- 実家の電気をソフトバンクでんきから乗り換える
といったことが考えられます。
そうなるとワイモバイルの割引1,243円が対象外となってしまいます。
それならば複雑な割引の仕組みがなくても安い料金となる
LINEMOの「ミニプラン」が最適だと判断しました。
これまでの実店舗の利用頻度について母に確認すると、
スマホを買い換えるとき以外、店舗へ行ったことがない。
とのことだったので、実店舗がなくても問題なさそうです。
母にも検討結果を説明し、LINEMOへの乗り換えを承諾してもらいました。
【失敗談あり】ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えの流れ
物理SIMかeSIM どちらにするか
物理SM
物理SIMではSIMカードが発送されて手元に届くまで時間がかかるため、
利用開始まで最短で2日必要です。
SIMカードが届いてから端末を操作して回線切り替えを行います。
eSIM
eSIMはSIMカードの発送の必要がないため、最短で1時間で利用開始できます。
その分、eSIMプロファイルのダウンロードなど端末操作が必要です。
また、Wifi環境がなければ、必要な手続きができません。
対応端末が限られるので持っている端末で利用できるか確認する必要があります。
iPhoneSE(第2世代)はeSIMに対応しており、
今回は私が実家を訪問しているうちに手続きを完了させるため、eSIMにしました。
mysoftbankから簡単に審査
ソフトバンクからLINEMOへのデータの引き継ぎが可能
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えではMySoftbankの情報を引き継げるため、
住所や氏名、クレジットカード情報の登録などの手間が必要ありません。
乗り換え前に、情報が最新になっていることを確認しておきましょう。
SIMロックの解除やMNP転出の手続きが不要
ソフトバンクからLINEMOへの乗り換えでは、MNP転出の予約番号を取得する必要がありません。
物理SIMを選んだ場合は、ソフトバンクで購入した端末であればSIMロック解除も必要ありません。
今回はeSIMを選んだので、あらかじめMySoftbankにログインしてSIMロック解除をしておきます。
10分程度で審査終了
申し込みの手続きが終わると、申し込み完了のメールが届きます。
10分ほどすると審査が完了し、「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」というメールが届きます。
【失敗!】母親のスマホにダウンロード用のQRコードが届いしてまう
この「eSIMプロファイルダウンロードのお知らせ」のメールにあるQRコードを、利用したい端末で読み込むとダウンロードが開始します。
しかし、私が誤って母のスマホのメールアドレスを登録してしまったため、母のスマホの画面にQRコードが表示されてしまいました。
このままでは、利用したい母のスマホでQRコードを読み込むことができません。
※このとき登録するべきメールアドレスは利用端末以外のものが推奨されています。
持っていた私のスマホでQRコードの写真を撮って、それを母のスマホで読み込むことでダウンロードしましたが、他の端末のカメラを向けることは推奨されていないようです。
万が一、私のスマホでQRコードを読み込んでしまうと、私のスマホにeSIMがダウンロードされてしまいます。そうなるとさらに大変なことになっていました。
LINEMOの手続きの手順を解説した公式動画によると、直接コードを入力すればよいそうです。
モバイル通信プランの追加してiPhoneの再起動
ダウンロードが完了したら、iPhoneの「設定」→「モバイル通信」から「モバイル通信プランを追加」を選びます。
しばらくすると「モバイル通信プラン」の項目に新しいプランが追加されます。
新しいプランが追加されたことが確認できたら、端末の電源を一度OFFにして、再起動します。
【失敗!】AppleIDとパスワードがわからなくなる
このときの再起動で困ったことが起こりました。
iPhoneの画面にAppleIDとそのパスワードの入力を求められたからです。
母にIDを聞くと、
スマホの中にメモした気がする。
AppleIDを入力しないとスマホの起動ができないので、残念ながらスマホの中のメモを確認することはできません。
SoftbankIDとパスワードはあらかじめ確認しておいてたのですが、AppleIDは気にしていませんでした。
使うパスワードは限られるのでおおよそ特定できたのですが、AppleIDに使用しているメールアドレスがわかりません。
連絡はほとんどLINEで行っていたため、私のスマホにも母のメールアドレスかなり前のキャリアメールしか登録されていませんでした。
この後たまたま妹の訪問があり、ダメもとでAppleIDのことを聞いてみたところ、
母のあらゆるIDとパスワードをメモしていて助けられました。
ソフトバンク回線からLINEMO回線への切り替え
無事に再起動できたので、回線切替をおこないます。
【失敗!】ブラウザの戻るボタンを押してしまう
ここまでLINEMOの公式動画を見ながら設定を行っていました。
回線切り替えのやり方は、『画面の案内に従い「回線を切り替える」を押してください』とあります。
しかし、この前のQRコードトラブルや再起動トラブルで、ブラウザの「戻る」ボタンを押してしまったようです。
どこを探しても「回線を切り替える」ボタンは見当たりません。
もう一度LINEMOの公式ページにアクセスし、手順を追うことで、なんとか該当のページにたどり着けました。
【失敗】回線が切り替わったのにネットに繋がらない
「回線を切り替える」のページから、回線切り替えのボタンを押しました。
すると、スマホ画面の左上の回線表示が「Softbank」から「圏外」になり、その後無事に「LINEMO」になりました。
一安心です。
Wifiの接続を切り、ちゃんとブラウザが表示できるか確認します。
しかしここでもトラブルがありました。
LINEMO回線には接続できているのに、ブラウザの表示ができません。
スマホの設定から、モバイル通信を確認すると、どうやらソフトバンクの通信プランが邪魔をしているようでした。
そこで、スマホからソフトバンクのSIMカードを取り出しました。
すると、無事にLINEMO回線でWebブラウザの表示ができるようになりました。
通話やLINEアプリが使えるかも確認し、回線切り替えが完了です。
LINEとの連携
LINEで料金確認ができる
最後にLINEとの連携を行います。
連携することで、LINE上でデータ残量や請求金額の確認が行えます。
一度Wifi接続を切って、LINEMOの公式アカウントから設定できます。
LINEMOに乗り換えてから
母の感想
問題ないよ!今のところはね!
とのことでした。
まだ使用開始して1週間たってないので、しばらく様子見です。
スマホをソフトバンクからLINEMOへ乗り換えるときの注意点
他人のスマホを格安 SIMへ変える際の注意点5つ
使用しているID、メールアドレス、パスワードの確認
母はIDやパスワードを覚えていませんでした。
今はスマホに自動的に記憶されるので、スマホが表示できなくなると詰んでしまいます。
あらかじめAppleIDやSoftbankID、パスワードを確認しておくといいです。
SIMロック解除
ソフトバンクの公式ページでは、「LINEMOへの乗り換えはSIMロック解除は必要ない」とあります。
これは物理SIMカードの場合のみです。
今回のようにeSIMにする場合はSIMロック解除が必要です。
忘れずに行いましょう。
Wifi環境
一時的に圏外になるので、Wifi環境が必要です。
自宅以外で手続きする場合はWifi環境が整っているか確認しましょう。
その人との距離
今回は自分の母のスマホをソフトバンクからLINEMOへ乗り換えました。
LINEMOは実店舗がないので、今後スマホトラブルがあったときや、新しくスマホを買い換えるときは、母が自分で対応しなくてはいけません。
きっと母ひとりではトラブルに対応できないでしょう。
何かあったときに、私がすぐに確認しに行ける距離にいるので、今回の乗り換えを行うことにしました。
ソフトバンクの割引の確認
LINEMOには割引が引き継がれないので、これを機会に電気やインターネットのプランを見直す必要があります。
ソフトバンクでんきに加入している場合
LINEMOでは、おうち割り電気セット-55円は適応されません。
ソフトバンクでんきの電気料金はそこまで安くないので、この機会に別の電力会社「シン・エナジー」に変更しました。
【要注意】ソフトバンク光に加入している場合
LINEMOでは、おうち割り光セット-1,100円は適応されません。
これはスマホの月額料金から割り引かれる金額です。
さらに注意すべきは、ソフトバンクを解約したことで、ソフトバンク光のオプションパックの料金が適応されなくなり、インターネットの料金が上がってしまうことです。
おうち割り光セットの条件は、以下の通りです。
1携帯電話の対象機種・対象プランの利用
iPhone・メリハリ無制限プラン など
2対象固定通信サービスの利用
SOftBank光 など
3指定オプションの加入
・「光BBユニットレンタル」
・「Wifiマルチパック」
・「ホワイト光電話」/「光電話(N)」+「BBフォン」/「BBフォン」のいずれか1つ
今回「メリハリ無制限プラン」を解約したため、条件1から外れてしまいました。
その結果、条件3のオプション料金が変わります。
実家は 「光BBユニットレンタル」「Wifiマルチパック」「BBフォン」の3つに加入しています。
オプション料金がどう変わるか確認しました。
ソフトバンク「メリハリ無制限プラン」 に加入している場合のオプション料金 | LINEMO「ミニプラン」 に加入している場合のオプション料金 | |
光BBユニットレンタル | 513円/月 | 513円/月 |
Wifiマルチパック | 1,089円/月 | 1,089円/月 |
BBフォン | 0円/月 | 0円/月 |
月額オプション料金合計 | オプションパック扱いとなり 550円/月 | 1,602円/月 |
当サイト限定キャンペーン!24,000円のキャッシュバック!【Softbank光】
スマホ料金は安くなりましたが、ソフトバンクスマホを解約したことでソフトバンク光の利用料金が1,000円ほど高くなります。
調べてみると、家族の誰か1人でもソフトバンクの対象プランに加入していれば、このオプション料金は550円のままのようです。
とりあえず今回は、父と妹が加入しているので大丈夫そうでした。
まとめ
今回、私の母のスマホをソフトバンクの「メリハリ無制限プラン」からLINEMOの「ミニプラン」に変えました。
通話オプションで5分以内の国内通話が1年間無料なので、スマホの月額料金は990円になりました。
今まで加入していたソフトバンクのプランと比較すると、月々2,700円ほど安くなります。
1年間で3万円ちょっとです。
このお金で父のガラケーをスマホに変えようと思います。
プラン選ぶところから、実際に回線を切り替えるところまでを記事にしたので、かなり長い文章になりました。
まとめます。
- スマホのデータ使用量が3GB以下なら、ワイモバイルの「シンプルS」(月額1,435円前後)とLINEMOの「ミニプラン」(月額1,490円前後)が乗り換え候補
- 実店舗がある方が安心で、家族がソフトバンクユーザーならワイモバイル
- ネットで手続きができ、通話アプリ「LINE」をよく利用するならLINEMO
- eSIMなら申し込んだ当時に回線の利用が可能
- eSIMで回線切り替えをした際、端末に残っている古いSIMカードはぬく
- 母のスマホを操作する場合、AppleIDやパスワードを本人の了承を得て控えておく
- ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると、ソフトバンク光の割引料金が変わる可能性がある
LINEMOでは、20GBの乗り換えキャンペーンも実施中です。
詳しくは下のリンクから確認してみてください。
ひとりごと
スマホの基本的な操作はできますが、今回は母のスマホということで、いろいろ手こずりました。
自分のスマホなら最悪なんとかなると思えるのですが、他人のスマホなので責任が伴います。
正直何度も操作ミスをして焦りました。
結果的に無事に使えるようになり、母も喜んでいたのでよかったです。
この記事は2021年11月30日の時点で、私がソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの公式ページを参考にしながら、自分自身の振り返りのためにまとめています。
間違いなどあれば、優しく教えていただけるとありがたいです。
今後も、プランやキャンペーンはどんどん新しいものが出てくるので、その都度公式ページで確認してください。
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